習慣が身につかない。いい歳して毎日ちょっとでいいからプログラミングコードを書こうとか、もっと英語をちゃんと読めるようにしようとか、色々挑戦してきたが成果がでるほど続いたためしがない。気づけば習慣と言うようなものは一切身につかず人生終わりかけに近づいてきた。
しかし、最近人生が行き詰ってきた。子供のためにとキャリアを捨てて時間が取れる職場に転職したけどミリも給与が伸びないどころか案件減ってきて会社自体死に体だったり。やってる事がレガシーなので、転職したくても新しい技術に追いつけなくて希望のレベルの会社に行けそうになかったり。
これは何とかしなければって事で大きい変化は無理にしても小さい変化をまず起こそうと思って、本書を読んでみました。
本書は行動心理学をもとに小さな習慣をどんどん身につけて連鎖反応を起こして人生を劇的に変えようと言う本らしい。
が、私は別に劇的に変えたいわけじゃないのでまぁ小さな習慣が身につけばいいかなと思う。
本書によると習慣には大きく3種類あって
1.トレーニング
2.日課
3.禁止
となっている。
基本的なやり方は全部同じで、報酬を準備する、報酬を極力近づける事が習慣化のコツらしい。あとはやらないって選択肢をなくすこと(ランニングなら走らなくてもとにかく着替えて一歩家を出るだけでもやるとか)。
あと私もそうだけど多分こう言う類の本を読む人はトレーニングが日課みたいにプラスの方向の習慣を身につけたがるがまずは悪癖を減らしたり本書でいう禁止の習慣を身につけるほうが良いそうです。たしかに悪癖が足を引っ張っていろんな事が出来ないってありがちですもんね。ってことで本書では早寝する事をめっちゃ勧められている。
実際、本書を読んでからいつもより1時間早寝、毎日5分でいいから英語学習、寝る前ストレッチを始めたがひと月くらい経ってますがしっかり続いてます。早寝の効果は思ったより大きくて、とにかく昼間眠いが減るから頭も身体も動くようになるし、朝だらだらしないので一人の時間の確保がしやすいし。人生が劇的に変わったりはしてないが、少し良くなった気はします。以前に行動科学で人生を~的な本を読んだ事はあるが、結局その本の内容を実施するのがまず出来なくて正直あまり期待してなかったのだが、文章が読みやすいのと書かれてるコツがシンプルで具体的なものに落とし込みやすかったなのがよかったのでは無いかと思います。