Netflixがバイオハザードをリブート?していたので観ました。
全8話で400分くらいあるから、見ごたえはある。
たぶん続編も作る気満々で全体的な話の導入編みたいな感じっぽい。
バイオの実写映画が好きなら楽しめると思います。
とりあえず良かったところ
そこかしこに映画へのオマージュを感じる。シナリオは今まで実写映画版とは関係なくてリブートしてるが、無理やりな感じはないです。
アクションホラーなんだけど、思ったほどホラーはしてない。もちろんゾンビはいっぱい出てくるが、絶望感薄め。人間社会全体は追い詰められてる旨の示唆はあるが、十分に対抗出来てる。
CGがきれい。まぁ実写映画版の第1作なんて20年前だからしょうがないが、やっぱすっごい違う。
ダメなところ
とにかく主人公がダメ人間。
物語の時間軸は事の発端である主人公が思春期の頃とすでに全世界にTウイルスが蔓延している大人の頃の2つの軸になっている。
まず思春期ってそんなもんって人いるかも知れないが、他人をなめ腐ってる。あまりにもひどい。この世から消し去られてもしょうがないレベル。
大人になっても、迂闊で短絡的かつ感情的。どれくらいかと言うと。
マーベルのアイアンフィストって作品があって、とにかく主人公の人間性が育ってない。アイアンフィストと言う正義の組織の一番上の称号を持っていて、鋼鉄をも打ち砕くアイアンフィストを使うのだが、それを使うにはハイレベルな精神コントロールが必要でそのために10年以上修業してきたらしいけど、序盤は精神的動揺のせいで真っ当に使えず。あげくに正義のヒーローのはずなのに一般人に煽られて一般人をフルボッコにすると言う、その辺を歩いてる人の方がずっと精神コントロール出来てるじゃんって言うくらいダメなアイアンフィストと並ぶくらい。
私の傍にいたら診療内科の受診を勧めるかも知れないくらい精神的に不安定でクソ。
自分の失敗でガンガン他人が死ぬのだが全く気にしてないところもクソ。
あと主人公のお父さんは色々あって主人公を利用しているのだが、ちゃんと愛情もあって身をもってそれを感じたはずなのに、全く伝わってないのもクソ。
友達って言うか近所にもいて欲しくない。
ポリコレに負けてる。
原作や映画でも重要人物であるウェスカーと言う人物がいるのだが(今作では主人公のパパ)、なぜか白人から黒人に。人種が物語上で重要なわけではないので別に変ったからって問題ないけど、ならなんで変えたってなる。
実写映画も主人公は女性だけど、今作も黒人女性でわざわざ感がすごいし。
配慮なんだろうけどむしろ意識しすぎて逆差別じゃんって思うのだが。
まぁ私だけかも知れないが。
まぁでもNetflixオリジナルとしては意欲的に作られてた気がするので、Netflix入ってる人にはお勧め。
これは実写映画版。