※ネタバレあります
とりあえず公開時からB級感まるだしだったので、映画館で観るのはスルーしてたんですけどAmazonPrimeVideoに追加されていたので、観てみました。
主演が飯豊まりえさんと稲葉友さんと言う特撮好きには、なかなか良いチョイス。(キョウリュウバイオレットと仮面ライダーマッハ)
ところで、キョウリュウジャーと言えばレッドは竜星涼さんですが、何かの役をやってる時は全然感じないのに、バラエティとかに出演してる時はすごいファッションにこだわりがあって、実は俳優やりたいんじゃないのでは無いかと感じている。
でも、なぜか何かの役をやってるとそう言う気配がないから不思議な人だなぁ。
ファッションにこだわりあって若干、ナルってるて人は何となく何か演じていてもそこはかとなく匂うけど、竜星さんはないんですよね。
そして稲葉さん。
仮面ライダードライブ出身では主演の竹内さんと内田さんがそれなりに売れてて、特に竹内さんは激売れだけど、個人的には稲葉さんの方がイケメンな気がしている。
あと、演じてないときの動画とか見ると、稲葉さんの方が良い人そう。
まぁ若干、竹内さんはスキャンダルの件があるからそう思ってしまっているのは否めない。
監督脚本は乙一さん
映画撮るときは本名の安達 寛高さんを名乗ってるらしい。
何気に全く著書を読んだ事はないのだが、押井守さんの手のひらで踊っている身としては義息子であるので、すごく好感を持っている。
最近、「思考の教室」とか「嫌われる勇気」とか読んでいるので認知バイアスに引っかからないようにとは思うが、つい押井守さんが認めた男の作品がつまらないわけなかろうと思ってしまっている。
そしてあんなに面倒くさい人と関わってて、大変だなぁとも思っている。
まぁ余計なお世話ですね。
のぞきめパターン
いきなりオチ言っちゃうんですけど最後は三津田信三さんの「のぞきめ」みたいにこの話を知ってしまったあなたも呪われてるかもみたいな感じでした。
エンドロールで脚本家の名前が劇中の登場人物、間宮冬美になってるのです。
劇中でこの話を聞いたらその人も呪われるって話が出ていてそれを劇中の人が広めてるってパターンですね。
「のぞきめ」もその話を聞くと呪わるで最後、この話を書いているのは劇中の人物でしたってパターンだったので。
ただ、「のぞきめ」は結構不条理に広めてますけど、「シライサン」は必要性があって*1広めているので一応オチに納得感がありました。
「のぞきめ」の方が怖ったですけどね。
そんなに怖くない
ベタな事を言いますが、私、めちゃくちゃ怖がりなんですがホラー映画つい見ちゃうタイプです。
見た結果、普段は一人で寝てるのに怖くなって子供と一緒に寝たりするタイプなのですが「シライサン」に関しては全然でした。
なんでだろう。
勝てる要素はないけど殺されない方法があるのと、何となく見た目が愛らしいせいかな。
めっちゃ目が大きくて黒目しかないんですけど、黒目がちってことで何となくリトルグレイ的な可愛さが。
「のぞきめ」が映画はそれほど怖くなかったけど、原作小説は睡眠不足になるくらい怖かったので、「シライサン」も原作小説が怖い可能性は否定できないですけど。
ただ原作小説と映画監督が一緒なのでそれほど乖離があるとは思えないですけど。
ホラー映画が苦手気味だけどたまには見てみたいとか、初心者の方には良いんじゃないでしょうか。
つまらないって感じではなかったですし、良い意味でB級感がマッチしてました。
*1:「シライサン」は呪われている人の元を1日に一人回るので100人が呪われれば確率的には100分の1、1億人が呪われれば1億分の1になる。