ただの豚

書かない豚はただの豚だ

映画「ウィリーズ・ワンダーランド」

ウィリーズ・ワンダーランド(吹替版)

※若干ネタバレあり

なんかYoutubeのショート動画で面白いと流れてたので観ました。

なんだろういまいちわからない映画だったけど、たしかに面白かったです。

 

主演はニコラス・ケイジ。製作も参加してますね。

監督はケヴィン・ルイス。この作品しか知らないです。

 

旅の途中のド田舎の道で車止めを踏んでしまい、車がパンクした男。

そこへトラックが通りがかり、近くの町まで運んでもらうことに。

修理に1000ドル要求されるが現金の手持ちもなく、クレジットも使えない。

そこで仕事を紹介してもらう。

町はずれの廃墟のような遊園地「ウィリーズ・ワンダーランド」を一晩掃除すればオーナーのテックスが代金を払ってくれると言う。

掃除を始める男だったがただならぬ気配を感じる。

気づけば後ろに遊園地の鳥のキャラクター人形が立っていて、襲ってきた。

実はすべて仕組まれていて、シリアルキラーの魂がやどった人形たちの生贄にされたのだった。

 

話の大筋はそんなに面白いわけじゃないけど、ホラーコメディと言えども今までにない感じがすごくいい。

 

まずニコラス・ケイジ演じる主人公が謎多すぎ。名前も明かされないし、しゃべらない。何が起きても動揺しないし、なぜか決まった時間きっかりに休憩をとる。

そして強い。この作品の良さはとにかく強い。

必ず飲んでるジュースも謎。知ってる人は教えて下さい。

 

そしてヒロインの女の子も謎。よくわからない正義感も謎。そして出会う人を焚きつけて最悪の事態を引き起こしてヒロインのせいで死人出てるのに、「ごめんね」くらいで反省しないの謎。

演じてる エミリー・トスタも謎。

 

人形たちも霊がやどってるくせに、物理攻撃が効くの謎。機械式人形なんだけどちゃんと機械として壊れたら成仏しちゃうのも謎。

そして比較的普通の攻撃が効くのに町の人達は武力で制圧しないのも謎。

 

製作に500万ドルかけてるのも謎。興行収入が46万ドル弱なのも謎。

ニコラス・ケイジ大損じゃん。

 

ただ勧善懲悪と言うか悪い人たちは大概、〇ぬから終わった時、スッキリしてる。

 

とくに中だるみもなくて最後まで観れちゃいました。

必見ではないけど、暇つぶしにすごくおすすめ。