※ネタバレあり
前回、笑い男から警視総監暗殺予告が出て、捜査線上に浮かんだナナオ・Aを9課は追いますが素子は自分のゴースト(魂みたいなもの?)が事件を形作るピースが足りないと感じたため、総監に張り付くことにします。
ナナオ・Aが送った遅効性のウイルスが原因でSPが総監を襲いますが、無事取り押さえます。
しかし、その後も模倣者が続々と現れ現場は混乱、何とかその場は収まりますがナナオ・Aが送ったウイルスはSPのリーダーのみに感染するもので、ほかの模倣者たちがなぜ総監暗殺を企んだのかはっきりしませんでした。
今回で余計に事件の全貌がわからなくなりました。
模倣者たちはみんな若干いかれてるけど、ウイルスに感染してる感じじゃなかったですし、今回の犯人役になるはずだったナナオ・Aは殺されてしまいます。
荒巻的には前回の笑い男事件も今回の笑い男事件もオリジナルは存在せず、模倣者達による複合的な現象だとみてるみたいです。
ここまで何度か、警察組織等による自作自演を荒巻は疑っていますが、たぶん今回で結構確信をもったんじゃないでしょうか。
でも、なんかそれもしっくりこないですけど。
笑い男事件を操る側もうまく操れていない、予想していない現象が起きている気がします。
さて、ところで今回も
「模倣者達もこの現象が引き起こしたスタンドアローンの複合体であり、しょせんはオリジナルのないコピーなのだ」
と言う荒巻のセリフがあります。
complexだけあってstand alone complexには複合的な意味合いがあるみたいですね。
ただ観るだけなら面白いですけど、少し考えながら見るとなかなか複合的に意味を持たされると難しいです。