ネットフリックスで「サタニック-悪魔に呼ばれて-」を観ました。
散々な批評が多いけど、個人的にはそこそこ観れました!
「ゴースト・イン・ザ・シェル」よりはおススメだぞ!
低予算なのは間違いない!
ほとんどCG出てこないし、出演者も全然知らない人しか出てこないので低予算なのは間違いないです。
でも変に気張ったりしてないので、粗も目立たなくて結構考えながら撮ったんではないだろうか。
登場人物がベッタベタ
人のいい女の子の主人公、ナイスガイ風の彼氏。
若干、変な女友達にその彼氏はバカって言う。
すげーありがちな登場人物たち、行動も期待を全く裏切らない!
自分達からどんどん悪い方向に導いていきます。
日本人にもいそうな感じなので、観やすいのかも。
話もベッタベタ
話もベッタベタです。
バカな学生が興味本位で首突っ込んで、悪魔に狙われてしまう。
途中までは事の深刻さにも気づかないありがちな展開。
さらにホラー映画なのに大して怖くはない!
私は超絶怖がりですが、夜中に普通にトイレに行ける程度。
伏線を色々張ってくるのですが、まぁこうなるだろうって回収の仕方。
しかし、しっかり回収するのでそれなりに話を考えて書かれているのではないだろうか!
日本なんて「視聴者の想像にまかせる」とか言う、ただ単に風呂敷広げ過ぎて伏線の回収できなかっただけじゃねーか!って言うのが流行っているのに。
これだけちゃんと回収するのは素晴らしい。
視聴者の想像にまかせるのは作品の背景とか世界観とか話の主要部分以外のところだけで良いのに、ほんと最近の日本作品はひどいのが多い。
これは話の要素になっているものは視聴者が補完する余地もちゃんとあるし。
良いつくりなのではないでしょうか!
まぁ面白いかどうかは別にしてですけど。
低予算なりにちゃんと作られた良心的作品
アメリカ、日本問わず低予算を理由に適当に作って、低予算だからしょうがない的な作品がほとんどの中、低予算なりに精一杯やってる感じがするので好感をもてました。
他のレビュー見ると散々な言われ方だけど、B級ホラー映画なんて最初から最後まで一体何を見せられたのか、理解不能な作品が腐るほどたくさんある中でこれだけまとめてるんだから、もう少し優しい目で見てあげてもいいんじゃなかろうか。
もう一回観るか?って言われたら観ないけど、この監督もしくは脚本家の他の作品観るか?って言われたら、仕事で疲れた週末ならまぁ観ても良いかなぁって思います。
下手なラノベ読んで時間つぶすよりはずっと有意義でした。