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映画レビュー「ザリガニの鳴くところ」穏やかなミステリー

ザリガニの鳴くところ

※ネタバレあり

通勤中になんとなく気になって観ました。

観きるまでに1週間くらいかかってしまった。

思ってたんと違うけど、仕事でヒリついてる気持ちがそれなりに落ち着く感じの映画でした。

 

あらすじは

アメリカの田舎町の湿地帯で地元の名士の子息の青年チェイスが、物見やぐらから転落して死んでいるのが発見される、警察は殺人事件として捜査、そして湿地に一人暮らす女性のカイアを逮捕する。

 

スリラーって言うから、ゴリゴリに怖い雰囲気なのかと思ったら、不幸なひとりの女性の人生を描いた映画でした。一応最後にミステリーらしいオチはあるけど。

とにかく自然描写が美しい。水辺の良さとか湿地の動植物とかとても魅力的に描写できてる。湿地帯に住んでみたいと思ってしまうほど。まぁ実際は湿度高いから地獄なんだろうけど

そしてデイジー・エドガー=ジョーンズの演技が良いのか、カイアがとても魅力的。

湿地に一人残されて、少しの助けてくれる良い人はいるけど、基本的に街の人たちからは蔑まれている孤独な少女。当たり前に若干偏屈な性格なのだが、なぜかそれほど嫌悪感はない。むしろそんな生い立ちで良く素直ないい子に育ったなと。

心優しい青年のテイトや、チェイスによって少しづつ変わっていくカイアの描写も丁寧に描かれて良かった。

思いのほか評価は高くないですけど、結構好きな感じでした。

 

結構展開がゆっくりめなので、苦手は人はいそうなのと、ミステリーかと言われると微妙、それこそスリラーではない感じなのでそういうのを求めている人には勧められないが、ヒューマンストーリー的な展開を求めている人にはお勧めでした。

 

ザリガニの鳴くところ

ザリガニの鳴くところ

  • ハリス・ディキンソン
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