飛ばない豚

主に読書について書いています。

養老孟司の読書術

誰の本か忘れてしまったが、養老孟司さんの速読術の話を引用している本があって気になっていたので、養老孟司さんの読書術の本を借りてきた。

前半が養老孟司さんの読書術の話で、後半は池田清彦さんと吉岡忍さんとの対談となっている。

養老孟司さんについて

東京大学の名誉教授で専門は解剖学。

「バカの壁」って著書が大ヒットして、有名になったけどそもそもは「唯脳論」の提唱で有名になった人。

昆虫採集が趣味で業界では超有名。

池田清彦さんについて

早稲田大学の教授で専門は生物学。

ネオダーウィニズムに対して反対の立場をとっている事で有名。

普通の人にはさんまさんが司会の「ホンマでっか!?TV」のコメンテーターとして有名。

「ホンマでっか!?TV」のコメンテーターは業界でもトンでもな人たちが多いけど、その中では数少ない普通に学会から評価されている人。

この人も昆虫採集が趣味でその縁で養老さんと仲がいい。

吉岡忍さんについて

日本のノンフィクション作家の大御所。

日航機墜落事故(御巣鷹の尾根のやつ)の本で有名になった。

この事故では坂本九が亡くなっている事でも有名。

バカにならない読書術について

前半は四章に分かれていて、第一章が脳について、第二章が日本語と脳の関係、第三章が読書の効用、第四章が読書術について書かれています。

脳科学で有名なだけあって、単純に読書術について語っているわけでは無く、脳にとって読書がどういう意味を持つかみたいな観点で書かれています。

エビデンスとか参考文献とかが全然提示されないのでちょっと偏ってたり、養老さんの考えみたいな理論が多いですけど、かなり刺激的で面白いです。

情景を描くこと

また、井伏鱒二の「山椒魚」に言及しているところでは、また「2週間で小説を書く!」清水良典でも言及されているように情景を描くことを重要視しています。

「だれでも書ける最高の読書感想文」斉藤孝でも同じように情景を描くことに言及されているので、情景を描くというのは印象的な文を書く上で重要なんだと思います。

そもそも速読的な部分については

そもそも目的である速読については、何かの本で引用していた、「引っかかるところだけ読む」と言う項目部分だけでした。

ざっと流し読みをして引っかからないところは知っているところで、引っかかるところは知らないところだから引っかかったところだけしっかり読むという読み方です。


後ほど知ったのですが

www.lifehacker.jp

この記事で言及されているように、いわゆる速く目を動かしてやフォトリーディングのような速読は不可能なようです。

ただし、スキミングのような飛ばし読みや斜め読みに関しては効果的な読み方があるようです。

養老孟司さんの読み方は理にかなった読み方だったのです。

後半は養老、池田、吉岡、三氏による本についての対談

テーマが何種類かあって、テーマ毎にそれぞれが印象に残っている本を紹介しています。

対談はなんか微妙にかみ合ってない感じなのに、それぞれ理解している感じがして不思議です。

頭が良い人たちが話すとこんな感じなんでしょうか。

紹介された本はそれぞれすごく面白そうなので、そのうち読みたいなと思います。

まとめ

読書術と言うより、脳に対しての読書の効用についての本ですね。

かなり刺激的な話題が多いので、養老孟司さんが嫌いでなければかなり面白いと思います。

Amazonに新品が売ってないので、売れなかったんだと思いますがなんで売れなかったのか不思議なくらい。

図書館で借りたのですが、あたらめて探して買おうと思います。

2017/04/24現在、BOOKOFFとかだと全然見つかりません。オンラインなら売ってるみたいなので他に欲しいのがたまってきたらまとめて買おうかな(1500円以上じゃないと送料がかかるので)。

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